現場で使うパワーアシストスーツは、使い終わったあとに洗うことができるのでしょうか。一着を複数人で使い回す場合に気になる、スーツの洗濯についてまとめました。
パワーアシストスーツはそれなりに高額なものなので、作業員全員に1着ずつ支給するのは現実的ではありません。1着を複数人で使い回すことが想定されます。しかし、作業中に身につけるものなので、どうしても汚れやニオイが気になってしまうもの。では、パワーアシストスーツは洗濯して使い回すことができるのでしょうか?
結論から言えば、洗えるものと洗えないものがあります。導入するパワーアシストスーツを選ぶ際に、洗えるかどうかという点はチェックしておくべきでしょう。
洗えるパワーアシストスーツの条件としては、パッシブであることが挙げられます。パッシブの製品は、モーターなどの電気駆動部分がないので濡れても問題ありません。モーターを搭載しているアクティブの製品でも防水性能はありますが、洗濯に耐えられるものではありません。
パッシブであれば濡れても故障する部分がなく、洗って使える製品があります。ニオイや汚れが気になって現場で使いにくくては元も子もないので、作業員にもヒアリングをした上でパワーアシストスーツを選ぶとよいでしょう。
複数人でパワーアシストスーツを使い回す場合、製品選びにはどんなところに気をつけるべきでしょうか。
パワーアシストスーツは、製品によってサポートしてくれる筋肉や関節が違います。また、パッシブ・アクティブによってサポートの強さや機能も異なります。パワーアシストスーツを使ってどんな作業や姿勢を楽にしたいのか確認し、使用する作業員の共通の悩みを解決できるような製品を選ぶことが大切です。
ただパワーアシストスーツを導入するだけでは、作業員によって負担があまり軽減されなかったり、かえって作業がしにくくなる可能性もあります。使用する作業員がそれぞれ負担軽減されるようなものを選びましょう。
既にご紹介してきたポイントですが、パワーアシストスーツが洗えるかどうかはチェックしておきたいところ。ひとり一着ずつ支給されるなら問題ありませんが、複数人で一着を使い回す場合には洗えるものを選んだ方がよいでしょう。
パワーアシストスーツは、全員に一着ずつ支給できればいいのですが、現実的に難しいケースもあります。その場合に、パワーアシストスーツは洗って使い回せるものを選んだ方が作業員の満足度や作業効率向上のためには望ましいと考えられます。
そのほかにも、パワーアシストスーツ選びにはいくつかのポイントがあります。このサイトでは、建設業への導入実績のある製品から、現場の特色ごとに合うパワーアシストスーツを選んでご紹介しています。ぜひ製品・メーカー選びの参考にしてみてください。
国土交通省でも現場検証事例を掲載してくれていますが、実際に導入されたかどうかは別の話。
そこで、「各建設現場で導入された実績を持つ」信頼のおける3つの製品をピックアップ(※1)して紹介します。

フルハーネス併用可能で、足場現場への導入事例もあり。3社の製品中
一番薄型(※2)で作業の邪魔知らず。大学との共同研究“正しい姿勢を創り腰痛対策”する特許機能はメーカー唯一(※3)。

防塵防水性能IP56を誇る。
-30℃~50℃でも耐えられる耐久力&パッシブタイプなので細かい埃が入っても動作不良の心配なし。
事例のある3社の製品中一番軽量(※2)。

生体電位信号を読み取って5段階のモード切替で適切アシスト。
事例がある3社のアクティブタイプの中でも一番切り替え幅が大きい(※2)。資材工場部門への導入事例もあり。
【備考】
(※1)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていたのはこの3社のみでした。建設業の事例として写真掲載のみの場合は、本当の導入事例かどうか判別がつかなかったので対象外としています。
・(ユーピーアール)BB-FIT フルハーネスジョイントタイプ:足場を伴うような高所作業はフルハーネス着用が義務付けられています。3メーカーの中でも、フルハーネス着用のタイプで一番薄型で狭い場所や資材の多い場所でも邪魔にならないタイプ&足場工事の事例あったため「足場の狭い現場」向けにおすすめしています。
・(イノフィス)マッスルスーツExo-Power:3メーカーの製品の中でも、動作不良が起こりにくいパッシブタイプで、防水性能や耐久性が記載してあったため「土埃や気温差激しい現場」向けにおすすめしています。
・(CYBERDYNE)HAL-LB03-SSSJP:3メーカーのアクティブタイプの製品の中でも作業に合わせられる切り替え幅が一番多く、資材工場への導入事例があったので「老若男女が作業する資材工場」向けにおすすめしています。
(※2)2024年5月30日調査時点
(※3)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていた3社の中で唯一