建設現場では、振動工具の使用や腕を上げ続ける作業によって、腕への負担が大きくなる場合があります。ここでは、腕の負担を補助するアシストスーツの特徴や選び方などについてまとめました。
建設現場において、チェーンソーやグラインダーといった振動工具を使い続けた結果、腕に痛みが生じるケースがあります。また、重量物の持ち上げ下げを繰り返すことで、腕やひじに痛みを感じる人もいるでしょう。
腕を酷使する作業としては、ほかに天井ボードなどの内装や外構工事、天井取付作業、塗装などがあり、仕事中は腕をずっと上げ続けなければいけません。 腕に負担がかかる作業は多いと言ってよいでしょう。
腕をカバーするアシストスーツは、ゴム・バネなどの伸縮素材や、空気圧の力を利用して腕をサポートする仕組みです。腕を上げ続ける作業や反復作業による負担を減らし、腕を守ってくれます。
ものを手で握った際に離さないようにする力である把持力や、握力をアシストする電動性のスーツも展開されているので、自社の目的に合ったアシストスーツを選びましょう。腕のサポートがメインのスーツのほか、腰をサポートするスーツに腕をアシストするパーツが付随しているタイプもあります。
いつもかなり疲れるので、作業しては休憩ということを繰り返しているのですが、つけていると腕がしっかりサポートされ、楽に感じました。普段ハーネスを着けているのですが、それと同じ感覚で自分でベルトを調整できるので誰でも簡単につけられるのかな、と思います。腕の負担が軽減する分、私のような女性でも長時間の作業ができるのがよいと思います。
参照元:イノフィス公式 https://musclesuit.co.jp/gs_arm/
石材を運ぶ際に、腕の助力によって肘が伸び切りにくくなることから、けがのリスクが減ると思う。
引用元:国土交通省公式 パワーアシストスーツ現場検証事例集【PDF】 https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001609705.pdf
このサイトでは、建設業向けにパワーアシストスーツを展開している会社についてまとめました。建設業への導入実績がある会社の中から、現場の特色ごとに合うアシストスーツをピックアップしている特集ページもあります。導入を検討する際に、ぜひお役立てください。
作業内容によって、適するアシストスーツは変わってきます。腕を上げ続ける作業や建設現場で工具を使う作業など、腕を酷使する現場は多くあります。どの作業にスーツを導入するのかを明確にしたうえで、課題を改善してくれるスーツを選びましょう。
腕に加えて腰へのサポートも行いたい場合は、腕をアシストするパーツ付きのアシストスーツを選ぶのがおすすめです。
建設現場では、振動工具を使い続けたり、腕を上げ続けたりする作業などによって、腕にかかる負担が大きくなってしまいます。それぞれの目的に合ったアシストスーツを装着することで疲労を大幅に軽減でき、身体的負担も軽くなります。アシストスーツは腕メインでサポートする製品と、腰をサポートするスーツにパーツが付随している製品があるので、特徴や利点を把握したうえで自社に合ったスーツを選んでください。
国土交通省でも現場検証事例を掲載してくれていますが、実際に導入されたかどうかは別の話。
そこで、「各建設現場で導入された実績を持つ」信頼のおける3つの製品をピックアップ(※1)して紹介します。

フルハーネス併用可能で、足場現場への導入事例もあり。3社の製品中
一番薄型(※2)で作業の邪魔知らず。大学との共同研究“正しい姿勢を創り腰痛対策”する特許機能はメーカー唯一(※3)。

防塵防水性能IP56を誇る。
-30℃~50℃でも耐えられる耐久力&パッシブタイプなので細かい埃が入っても動作不良の心配なし。
事例のある3社の製品中一番軽量(※2)。

生体電位信号を読み取って5段階のモード切替で適切アシスト。
事例がある3社のアクティブタイプの中でも一番切り替え幅が大きい(※2)。資材工場部門への導入事例もあり。
【備考】
(※1)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていたのはこの3社のみでした。建設業の事例として写真掲載のみの場合は、本当の導入事例かどうか判別がつかなかったので対象外としています。
・(ユーピーアール)BB-FIT フルハーネスジョイントタイプ:足場を伴うような高所作業はフルハーネス着用が義務付けられています。3メーカーの中でも、フルハーネス着用のタイプで一番薄型で狭い場所や資材の多い場所でも邪魔にならないタイプ&足場工事の事例あったため「足場の狭い現場」向けにおすすめしています。
・(イノフィス)マッスルスーツExo-Power:3メーカーの製品の中でも、動作不良が起こりにくいパッシブタイプで、防水性能や耐久性が記載してあったため「土埃や気温差激しい現場」向けにおすすめしています。
・(CYBERDYNE)HAL-LB03-SSSJP:3メーカーのアクティブタイプの製品の中でも作業に合わせられる切り替え幅が一番多く、資材工場への導入事例があったので「老若男女が作業する資材工場」向けにおすすめしています。
(※2)2024年5月30日調査時点
(※3)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていた3社の中で唯一