パワーアシストスーツの問題点とは?

身体的な負担を軽減できるアイテムとして注目されているパワーアシストスーツですが、導入にあたってはいくつかの問題点や課題が挙げられます。そこでこちらの記事では、問題となる可能性がある点とそれに対する解決策を解説しています。パワーアシストスーツの導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

パワーアシストスーツの問題点と解決策について

ここでは、パワーアシストスーツを導入する上でネックとなる可能性がある問題点と、それに対する解決策を解説していきます。どのような問題点が考えられるのかを見ていきましょう。

高額な費用

導入するにあたって、価格がネックになるケースがあります。パワーアシストスーツにもさまざまな種類がありますが、数万円から購入できる製品もあれば、100万円規模の予算が必要なものもあります。初期費用が高額になりすぎる場合は、やはり導入が難しくなります。

費用面の解決方法としては、リースやレンタルを利用する選択肢が考えられます。購入するよりも初期費用を抑えられるので、導入のハードルを下げられますから、リースやレンタルを行っている業者を探すことがおすすめです。

また、自治体の補助金を利用できる場合もあります。もちろん、それぞれの自治体によって補助金制度が異なるため、まずはパワーアシストスーツの購入の際に利用できる補助金があるかどうかの確認が必要です。さらに、自治体の審査を受けることになりますので、必ずしも補助金が受けられるとは限らない点はあらかじめ認識しておいてください。

着脱に手間

装着すると負担が軽減されるとわかっていたとしても、着脱に時間がかかるようであれば導入しづらいと感じることもあります。

一般的なパワーアシストスーツを着用するにあたっては、リュックのように背負ってからいくつかベルトを締める形になりますので、慣れればひとりで着脱できます。しかし慣れるまでは時間がかかることから、毎日着用するのを面倒と感じる人もいるかもしれません。また、パワーアシストスーツの中には手動で空気を入れるタイプもあり、毎回空気の注入が手間になることもあります。

この課題に対しては、導入前に実際にデモを利用する方法が考えられます。複数社のパワーアシストスーツを多くのスタッフに試してもらって装着のしやすさについて意見を聞き、選定の際の参考にするのがおすすめです。また、サポートタイプのパワーアシストスーツなど、10分程度で装着できるものもありますので、このようなタイプを導入するのも選択肢のひとつです。

動きが制限される

さまざまなパワーアシストスーツが各社から販売されていますが、装着していると窮屈だと感じたり、しゃがんだりする動作がしにくくなったりすることもあります。また、パワーアシストスーツそのものの重量も数キロあるため、慣れるまでは重さを感じてしまい、作業がしにくいと感じる可能性も考えられます。

このような不便さは、実際に装着しながら作業を行うことにより、スムーズに動作が行えるようになるケースもあります。

現場に浸透しずらい

パワーアシストスーツを導入しても、装着や動作がしづらいと現場で浸透しにくいことがあります。特に初めて導入する際は、普及させるのに苦労することが多いです。

ですので、いきなり導入するのではなく、導入する前にパワーアシストスーツを導入する点に加えて、導入によってどのようなメリットや効果が期待できるのかを現場のスタッフにしっかりと理解してもらうことがおすすめです。ポイントは、「現場のスタッフを巻き込んだ運用体制を整える」点です。なぜパワーアシストスーツを導入するのか、それによってどのような効果が期待できるのかを認識することによって、現場でも浸透しやすくなると考えられます。

編集チームまとめ

パワーアシストスーツの導入にあたっては、さまざまな課題が出てくるケースがあります。しかし、課題があるからといって導入を諦めるのではなく、解決策を探ることで導入がスムーズに進められる可能性も考えられますので、導入を検討している方は、ぜひこちらのページを参考にしてみてください。

また、下記のページではおすすめの建築業務向けアシストパワースーツを紹介しています。こちらもあわせてご確認ください。

パワーアシストスーツ
おすすめ3選【建設業向け】

建設業の現場で導入実績あり!
現場別おすすめ
パワーアシストスーツ3選

国土交通省でも現場検証事例を掲載してくれていますが、実際に導入されたかどうかは別の話。
そこで、「各建設現場で導入された実績を持つ」信頼のおける3つの製品をピックアップ(※1)して紹介します。

ビル・住宅など
足場の狭い現場なら
ユーピーアール
BB-FIT
フルハーネスジョイントタイプ
ユーピーアール BB-FITフルハーネスジョイントタイプ
画像引用元:ユーピーアール
(https://www.upr-net.co.jp/products/suit/bbfh-2)
(メーカー希望価格)
39,600円(税込)
動きやすい薄型
腰痛対策モデル

フルハーネス併用可能で、足場現場への導入事例もあり。3社の製品中
一番薄型(※2)で作業の邪魔知らず。大学との共同研究“正しい姿勢を創り腰痛対策”する特許機能はメーカー唯一(※3)。

公式HPで
機能を見る

電話で導入相談
03-6852-8932

詳細まとめを見る

土埃気温差
激しい現場なら
イノフィス
マッスルスーツExo-Power
イノフィス マッスルスーツExo-Power
画像引用元:イノフィス
(https://musclesuit.co.jp/exo_power/)
(メーカー希望価格)
214,500円(税込)
外的環境に負けない
軽量耐久モデル

防塵防水性能IP56を誇る。
-30℃~50℃でも耐えられる耐久力&パッシブタイプなので細かい埃が入っても動作不良の心配なし。
事例のある3社の製品中一番軽量(※2)。

公式HPで
機能を見る

電話で導入相談
0120-046-505

詳細まとめを見る

老若男女が作業する
資材工場なら
CYBERDYNE
HAL-LB03-SSSJP
CYBERDYNE HAL-LB03-SSSJP
画像引用元:CYBERDYNE
(https://www.cyberdyne.jp/products/Lumbar_LaborSupport.html)
(メーカー希望価格)
要問合せ
持ち上げ電動
パワフルモデル

生体電位信号を読み取って5段階のモード切替で適切アシスト。
事例がある3社のアクティブタイプの中でも一番切り替え幅が大きい(※2)。資材工場部門への導入事例もあり。

公式HPで
機能を見る

電話で導入相談
029-855-3189

詳細まとめを見る

【備考】
(※1)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていたのはこの3社のみでした。建設業の事例として写真掲載のみの場合は、本当の導入事例かどうか判別がつかなかったので対象外としています。
・(ユーピーアール)BB-FIT フルハーネスジョイントタイプ:足場を伴うような高所作業はフルハーネス着用が義務付けられています。3メーカーの中でも、フルハーネス着用のタイプで一番薄型で狭い場所や資材の多い場所でも邪魔にならないタイプ&足場工事の事例あったため「足場の狭い現場」向けにおすすめしています。
・(イノフィス)マッスルスーツExo-Power:3メーカーの製品の中でも、動作不良が起こりにくいパッシブタイプで、防水性能や耐久性が記載してあったため「土埃や気温差激しい現場」向けにおすすめしています。
・(CYBERDYNE)HAL-LB03-SSSJP:3メーカーのアクティブタイプの製品の中でも作業に合わせられる切り替え幅が一番多く、資材工場への導入事例があったので「老若男女が作業する資材工場」向けにおすすめしています。
(※2)2024年5月30日調査時点
(※3)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていた3社の中で唯一