NETISに登録されているアシストスーツ

新技術活用のためのデータベースであるNETISにはアシストスーツ・メーカーが登録されています。いずれも作業員の腕や腰などへの負担を軽減する技術を用いていて、安全性や施工効率アップが期待されています。

ここでは、NETISに登録されているアシストスーツについて、それぞれの特徴を紹介します。アシストスーツに興味がある方はぜひ参考にしてください。

NETISとは

NETISとは、国土交通省が新技術の活用を促すために情報提供を行っている「新技術情報提供システム」です。技術の裏付けを行うというものではありませんが、新技術を活用するための参考情報が掲載されていて、その技術を使う効果的な施工方法を検討できます。また、NETIS技術の活用を提案して実際に活用されたときは、工事成績評定が加点される場合があります。

NETISの登録を申請した場合は、施工業者などに活用される機会が増えて技術の改善や評価につながる可能性があります。多く採用されて評価も高ければ、有用な新技術に選ばれることもあります。登録者、利用者どちらにもメリットがある制度だと言えます。

NETISに登録されているアシストスーツ・メーカー

2025年1月15日調査時点で、NETIS(※)に登録されているアシストスーツは3製品です。

サポートジャケットBb+FITフルハーネスジョイントタイプ(ユーピーアール)
NETIS登録番号:KT-240069-A

画像引用元:ユーピーアール公式HP(https://www.upr-net.co.jp/suits/products/bbfh/)
  • メーカー希望価格:39,600円~(税込)
  • サイズ:腰回り86~96・身長162~172(Mサイズ)、腰回り92~104・身長168~178(Lサイズ)、腰回り98~110・身長174~186(LLサイズ)
  • 重量:580g(フルハーネス含まず)

第二の背骨Bb+(バックボーンプラス)を使うことにより、背骨から骨盤にかけてもう1つの体幹を生み出して椎間板にかかる圧力を軽減して少ない負担で作業できるようにしています。同じ作業を100回5日間繰り返した際、6,300~8,100kg(6~8トン)もの圧力が減少した測定結果もあります。3種類5つのジョイントパーツがあり、流通しているフルハーネスのほとんどと一体化して使用できます。腰を安定させて保護するために腰ベルトを大きくし、締め付けはダイヤルで簡単に調整できます。

公式HPでサポートジャケット
Bb+FITの機能と効果を
さらに詳しく

パンツ一体型アシストスーツCBW(クラボウ)
NETIS登録番号:KT-240110-A

画像引用元:クラボウ公式HP(https://kurabo-uniform.com/sales/cbw/)
  • メーカー希望価格:公式サイトに記載なし
  • サイズ(サポートベスト):身長150~165(SS・Sサイズ)、身長165~175(M・Lサイズ)、身長175~185(LL~5Lサイズ)
  • サイズ(サポートパンツ):ウエスト60~65(SSサイズ)、ウエスト70~75(Sサイズ)、ウエスト75~80(Mサイズ)、ウエスト8~90(Lサイズ)、以降5センチごとに5Lサイズまで
  • 重量:公式サイトに記載なし

着るアシストスーツであるCBWは、通気性と動きやすさを追求したメッシュ素材です。2枚構造のサイドベルトが腰椎をしっかりと支え、腰は臀部の凹凸に合わせたカッティングで腰を曲げやすくかがみやすい作りです。サポートパンツは膝上の開閉部からサポーターの調節ができるので曲げやすく、両サイドに配置したポケットで収納力も確保しています。一体型で装着が簡単で、装着したまま休憩できます。

公式HPでCBWの機能を
さらに詳しく見る

上腕アシストスーツMATExT(ジェピコ(COMAU社))
NETIS登録番号:KT-220007-A

画像引用元:ジェピコ公式HP(https://www.jepico.co.jp/media/comau/a414)
  • メーカー希望価格:公式サイトに記載なし
  • サイズ:公式サイトに記載なし
  • 重量:公式サイトに記載なし

上腕の負担軽減に特化したアシストスーツで、上向き作業、反復作業による疲労軽減や作業効率化が期待できます。フレーム構造がスリムになっているので軽く、よりスムーズに動くことができます。ロックと解除はダイヤルで行えるので、簡単に装脱着できます。通気性が高く、また、取り外して洗えるので衛生的です。

公式HPでMATExTの
改良点について詳しく見る

建設業の現場で導入実績あり!
現場別おすすめ
パワーアシストスーツ3選

国土交通省でも現場検証事例を掲載してくれていますが、実際に導入されたかどうかは別の話。
そこで、「各建設現場で導入された実績を持つ」信頼のおける3つの製品をピックアップ(※1)して紹介します。

ビル・住宅など
足場の狭い現場なら
ユーピーアール
BB-FIT
フルハーネスジョイントタイプ
ユーピーアール BB-FITフルハーネスジョイントタイプ
画像引用元:ユーピーアール
(https://www.upr-net.co.jp/products/suit/bbfh-2)
(メーカー希望価格)
39,600円(税込)
動きやすい薄型
腰痛対策モデル

フルハーネス併用可能で、足場現場への導入事例もあり。3社の製品中
一番薄型(※2)で作業の邪魔知らず。大学との共同研究“正しい姿勢を創り腰痛対策”する特許機能はメーカー唯一(※3)。

公式HPで
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電話で導入相談
03-6852-8932

詳細まとめを見る

土埃気温差
激しい現場なら
イノフィス
マッスルスーツExo-Power
イノフィス マッスルスーツExo-Power
画像引用元:イノフィス
(https://musclesuit.co.jp/exo_power/)
(メーカー希望価格)
214,500円(税込)
外的環境に負けない
軽量耐久モデル

防塵防水性能IP56を誇る。
-30℃~50℃でも耐えられる耐久力&パッシブタイプなので細かい埃が入っても動作不良の心配なし。
事例のある3社の製品中一番軽量(※2)。

公式HPで
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電話で導入相談
0120-046-505

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老若男女が作業する
資材工場なら
CYBERDYNE
HAL-LB03-SSSJP
CYBERDYNE HAL-LB03-SSSJP
画像引用元:CYBERDYNE
(https://www.cyberdyne.jp/products/Lumbar_LaborSupport.html)
(メーカー希望価格)
要問合せ
持ち上げ電動
パワフルモデル

生体電位信号を読み取って5段階のモード切替で適切アシスト。
事例がある3社のアクティブタイプの中でも一番切り替え幅が大きい(※2)。資材工場部門への導入事例もあり。

公式HPで
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電話で導入相談
029-855-3189

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【備考】
(※1)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていたのはこの3社のみでした。建設業の事例として写真掲載のみの場合は、本当の導入事例かどうか判別がつかなかったので対象外としています。
・(ユーピーアール)BB-FIT フルハーネスジョイントタイプ:足場を伴うような高所作業はフルハーネス着用が義務付けられています。3メーカーの中でも、フルハーネス着用のタイプで一番薄型で狭い場所や資材の多い場所でも邪魔にならないタイプ&足場工事の事例あったため「足場の狭い現場」向けにおすすめしています。
・(イノフィス)マッスルスーツExo-Power:3メーカーの製品の中でも、動作不良が起こりにくいパッシブタイプで、防水性能や耐久性が記載してあったため「土埃や気温差激しい現場」向けにおすすめしています。
・(CYBERDYNE)HAL-LB03-SSSJP:3メーカーのアクティブタイプの製品の中でも作業に合わせられる切り替え幅が一番多く、資材工場への導入事例があったので「老若男女が作業する資材工場」向けにおすすめしています。
(※2)2024年5月30日調査時点
(※3)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていた3社の中で唯一