パワーアシストスーツの種類について解説しています。電動と非電動で2つに大別でき、さらに形状によって細分化されているパワーアシストスーツ。それぞれの特徴をまとめました。
パワーアシストスーツは、身体をサポートする仕組みによって2つに大別されます。ひとつは電動型のアクティブタイプ、もうひとつは電気を使わないパッシブタイプです。
アクティブタイプは、電動モーターを使ってパワフルなサポートが得られるアシストスーツです。持ち上げたりかがんだりする動作をモーターが支えてくれるので、ふだんよりも少ない筋力で同じ動作ができるようになります。
製品によっては、動作を感知するセンサーがついているものも。かがみ動作、中腰の姿勢、持ち上げ下げ動作などを識別してそれに合わせたサポートをしてくれるので、より的確で効果の高いサポートが得られることが特徴です。
対してパッシブタイプは、電気を使いません。駆動部分がなく、ゴムの反発力や空気圧などを使って筋力をサポートする仕組みになっています。軽量で装着時に負担が少なく、装着しているときとしていないときの差が小さいことが特徴です。またアクティブタイプに比べて安価なので導入しやすいというメリットがあります。
このアクティブ・パッシブタイプのパワーアシストスーツは、形状やアシストする仕組みによってさらに細かく分けられます。
衣類を着用するように装着するタイプ。外に骨格が増えたような形状が特徴的です。サポート部分を硬いフレームで覆い、外側から動作をサポートする仕組みです。
空気圧を使って身体の動きをサポートするタイプです。これは電動のものはなく、パッシブのみです。
高反発のゴムを使って作られたパワーアシストスーツで、ゴムの反発力が動作をサポートします。
ここまで、現在使われているパワーアシストスーツの種類について解説してきました。徐々に建設業へのパワーアシストスーツの導入が進んでいますが、このサイトではそのトレンドについても解説しています。これからますます導入が進んでいくであろう建設業のパワーアシストスーツのトレンドを把握し、自社に合った製品を選ぶ参考にしてみてください。
パワーアシストスーツは、ふだんの動作がより少ない筋肉量で可能になるという効果を持っています。これによって同じ作業でも疲れにくく、腰痛予防などの効果も期待できます。
これによって労働者の負担が軽減され、業務効率がアップするという効果も。働きやすくなるので、高齢の労働者が仕事を辞めずに済んだり、離職率が下がって人材不足をある程度補うこともできます。
パワーアシストスーツは、電気で駆動するアクティブタイプ、電気を使わないパッシブタイプに分かれ、さらに形状や仕組みによって外骨格タイプ、人工筋肉タイプ、ゴム反発タイプというバリエーションがあります。
こういったアシストスーツを使うことで、労働者の負担を減らし、少ない負担で働けるようになります。それによって業務効率が向上したり、離職率が下がって人材が定着しやすくなる効果も期待できるのです。ただ身体をサポートするだけでなく、生産性や人材不足対策にも効果が期待できる点がポイントです。
国土交通省でも現場検証事例を掲載してくれていますが、実際に導入されたかどうかは別の話。
そこで、「各建設現場で導入された実績を持つ」信頼のおける3つの製品をピックアップ(※1)して紹介します。

フルハーネス併用可能で、足場現場への導入事例もあり。3社の製品中
一番薄型(※2)で作業の邪魔知らず。大学との共同研究“正しい姿勢を創り腰痛対策”する特許機能はメーカー唯一(※3)。

防塵防水性能IP56を誇る。
-30℃~50℃でも耐えられる耐久力&パッシブタイプなので細かい埃が入っても動作不良の心配なし。
事例のある3社の製品中一番軽量(※2)。

生体電位信号を読み取って5段階のモード切替で適切アシスト。
事例がある3社のアクティブタイプの中でも一番切り替え幅が大きい(※2)。資材工場部門への導入事例もあり。
【備考】
(※1)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていたのはこの3社のみでした。建設業の事例として写真掲載のみの場合は、本当の導入事例かどうか判別がつかなかったので対象外としています。
・(ユーピーアール)BB-FIT フルハーネスジョイントタイプ:足場を伴うような高所作業はフルハーネス着用が義務付けられています。3メーカーの中でも、フルハーネス着用のタイプで一番薄型で狭い場所や資材の多い場所でも邪魔にならないタイプ&足場工事の事例あったため「足場の狭い現場」向けにおすすめしています。
・(イノフィス)マッスルスーツExo-Power:3メーカーの製品の中でも、動作不良が起こりにくいパッシブタイプで、防水性能や耐久性が記載してあったため「土埃や気温差激しい現場」向けにおすすめしています。
・(CYBERDYNE)HAL-LB03-SSSJP:3メーカーのアクティブタイプの製品の中でも作業に合わせられる切り替え幅が一番多く、資材工場への導入事例があったので「老若男女が作業する資材工場」向けにおすすめしています。
(※2)2024年5月30日調査時点
(※3)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていた3社の中で唯一