メンテナンスにかかる手間は、パワーアシストスーツを導入する際に気になることのひとつです。適切なメンテナンス方法は、種類やメーカーによっても異なりますが、それほど手間ではありません。ここでは、パワーアシストスーツのメンテナンス方法についてまとめました。
パワーアシストスーツは、定期的なメンテナンスや洗濯などが必要です。しかし、それほど特別なメンテナンスではありません。基本は洗濯・乾燥・保管です。どのようなメンテナンスを行えばいいのか、具体的な方法を紹介します。
メンテナンスの基本は洗濯です。洗濯方法はメーカーによって異なりますが、中性洗剤で選択できるものだと扱いやすいでしょう。パワーアシストスーツの性能と耐久性を維持できる洗濯と乾燥方法を紹介します。
洗濯前にコントローラーを取り外し、ファスナーを閉じてください。中性洗剤を使用し、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗います。ただし、裏返して洗わないよう注意が必要です。
洗濯温度は30°C以下が推奨されます。柔軟剤や漂白剤は使用せず、他の色物と一緒に長時間洗液に浸けないようにしましょう。
乾燥については、乾燥機やアイロンなどの強制乾燥は避けてください。素材の伸縮性を損なう可能性があります。代わりに、形を整えて陰干しすることが推奨されます。直射日光を避け、高温多湿の場所での保管も控えましょう。
定期点検は、タイプによって大きく異なります。非バッテリータイプの場合、電気部品が少なく、機械的な構造が主体のため基本的には定期点検は不要です。一方、バッテリータイプの場合は、2年に1回の定期メンテナンスが必要なものもあります。バッテリーの劣化や電気系統の確認が重要となるためです。
ただし、どちらのタイプでも、日常的な点検は欠かせません。使用前後の目視チェックや、異音・異臭の確認は必須です。また、可動部分の潤滑油の補充や、ストラップやベルトの摩耗チェックも定期的に行ってください。
製造元の推奨するメンテナンススケジュールを確認し、適切なケアを行うことで、パワーアシストスーツの性能と安全性を長期間維持することができます。
保管の重要なポイントのひとつが直射日光を避けて保管することです。紫外線は素材の劣化を早め、性能に影響を与える可能性があるため注意してください。
理想的な保管方法は、ハンガーにかけることです。ハンガーに吊るして保管すると、形状が維持され、次に着用する際にスムーズに装着できます。また、通気性の良い場所で保管し、湿気を避けることも重要です。
保管場所の温度と湿度にも注意が必要で、できるだけ常温・低湿の環境を選びましょう。電子部品がある場合は、ほこりや湿気から守るためにカバーをかけることが推奨されます。
普通の服と同じように洗濯して乾燥し、ハンガーにかけて保管するというシンプルなメンテナンスのため、それほど手間はかかりません。しかし、スーツの性能を維持し、長期間安全に使用するためには、適切なメンテナンスが不可欠です。メンテナンス方法はメーカーによっても異なるため、推奨されているメンテナンス方法を確認してください。また、故障など気になることがある場合もメーカーに相談しましょう。
国土交通省でも現場検証事例を掲載してくれていますが、実際に導入されたかどうかは別の話。
そこで、「各建設現場で導入された実績を持つ」信頼のおける3つの製品をピックアップ(※1)して紹介します。

フルハーネス併用可能で、足場現場への導入事例もあり。3社の製品中
一番薄型(※2)で作業の邪魔知らず。大学との共同研究“正しい姿勢を創り腰痛対策”する特許機能はメーカー唯一(※3)。

防塵防水性能IP56を誇る。
-30℃~50℃でも耐えられる耐久力&パッシブタイプなので細かい埃が入っても動作不良の心配なし。
事例のある3社の製品中一番軽量(※2)。

生体電位信号を読み取って5段階のモード切替で適切アシスト。
事例がある3社のアクティブタイプの中でも一番切り替え幅が大きい(※2)。資材工場部門への導入事例もあり。
【備考】
(※1)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていたのはこの3社のみでした。建設業の事例として写真掲載のみの場合は、本当の導入事例かどうか判別がつかなかったので対象外としています。
・(ユーピーアール)BB-FIT フルハーネスジョイントタイプ:足場を伴うような高所作業はフルハーネス着用が義務付けられています。3メーカーの中でも、フルハーネス着用のタイプで一番薄型で狭い場所や資材の多い場所でも邪魔にならないタイプ&足場工事の事例あったため「足場の狭い現場」向けにおすすめしています。
・(イノフィス)マッスルスーツExo-Power:3メーカーの製品の中でも、動作不良が起こりにくいパッシブタイプで、防水性能や耐久性が記載してあったため「土埃や気温差激しい現場」向けにおすすめしています。
・(CYBERDYNE)HAL-LB03-SSSJP:3メーカーのアクティブタイプの製品の中でも作業に合わせられる切り替え幅が一番多く、資材工場への導入事例があったので「老若男女が作業する資材工場」向けにおすすめしています。
(※2)2024年5月30日調査時点
(※3)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていた3社の中で唯一