
朝日インテックは1976年設立の医療機器メーカーで、ワイヤー加工技術を活かした医療用ガイドワイヤーやカテーテルなどを手掛けています。そんな同社が開発したパワーアシストスーツ「Way-sist Lite」の詳しい性能や導入事例などをご紹介します。
朝日インテックの「Way-sist Lite」はパッシブ式に分類されるアシストスーツであり、電気でモーターなどを稼働させるタイプとは一線を画しています。特徴的なのが、ゼンマイバネ機構を採用している点です。
そもそも朝日インテックという会社は、ワイヤーの加工技術に長けており、医療用ガイドワイヤーやカテーテルといった医療機器を幅広く手掛けています。また家電や工業製品など、様々な分野の製品に同社の製品が供給されていたり、OEMとして製品化されたりしている点も見逃せません。
さらに注目すべきは、大手スポーツ用品メーカーとして知られるミズノがパワーアシストスーツを開発するにあたり、サポート機構の共同開発を担当したのが、他ならぬ朝日インテックであるという点です。
そうした同社ならではの技術や知見をフル活用し、満を持して自社ブランドのパワーアシストスーツとして開発したのが「Way-sist Lite」。前述した通り、アシスト機構にゼンマイバネを用いることで、同社の強みを存分に活かしています。

朝日インテックの「Way-sist Lite」はパッシブタイプのため、電源は不要です。装着時は、リュックサックを背負うようにハーネスを両肩にかけ、腰部と胸部の専用ベルトを締めたあと、腿部分に専用パッドを当てれば完了。10秒程度で簡単に装着できる設計です。
荷物の持ち上げや積み下ろし作業の際に腰の負担を軽減するのはもちろん、中腰の状態を維持したままで作業を行う際にも、独自のゼンマイ機構が9kgfの補助力を発揮します。家屋の建築や道路工事、倉庫業、農業など、様々な分野での活用が期待できます。フリーサイズで、身長155cmから180cmまで対応可能です。
なお、気になるメーカー希望価格については公式HPに記載が見当たりませんでした。ちなみにネット通販などでは10万円前後で販売されているケースが多いようです。いわゆるオープン価格方式と思われるため、詳細はメーカーへお問い合わせください。
朝日インテックはワイヤー加工技術を活かした医療機器を幅広く手掛けていることで知られており、家電や工業製品なども守備範囲としている会社です。そんな同社が手掛ける「Way-sist Lite」にゼンマイ機構が採用されているのは、同社の強みがしっかり活かされているからこそと言えるでしょう。ミズノがパワーアシストスーツの開発協力を依頼したというのも納得です。
このサイトでは、建設業への導入実績がある会社の中から、現場の特色毎に合うアシストスーツをピックアップしている特集ページもあります。導入の一助となれば幸いです。
朝日インテックの公式HPには、「Way-sist Lite」の導入事例に関する記載は見当たりませんでした。なお、農業関係のポータルサイトでは、中腰で収穫作業を行う方に「Way-sist Lite」を試用してもらったところ、腰の負担軽減や作業効率向上を実感したとの声が寄せられたと紹介されています。
「Way-sist Lite」のパンフレットには、購入窓口として販売部門のメールアドレスおよびQRコードが記載されています。各種問い合わせについても、これらが窓口となっているものと思われます。
| メーカー名 | 朝日インテック株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県瀬戸市暁町3番地100 |
| 公式URL | https://www.asahi-intecc.co.jp/ |
| 電話番号 | 0561-48-5551 |
朝日インテックのアシストスーツはリュックを背負う要領で簡単に装着でき、中腰状態を維持する際にゼンマイによるアシスト効果を発揮するというのが大きな特色。建築業でも、身体的な負担軽減が大いに期待できるのではないでしょうか。
他にも建設業への導入実績があるメーカー品を紹介しています。現場の特色に合うおすすめの会社をピックアップしてみましたのでぜひ併せて、参考にしてみてください。
国土交通省でも現場検証事例を掲載してくれていますが、実際に導入されたかどうかは別の話。
そこで、「各建設現場で導入された実績を持つ」信頼のおける3つの製品をピックアップ(※1)して紹介します。

フルハーネス併用可能で、足場現場への導入事例もあり。3社の製品中
一番薄型(※2)で作業の邪魔知らず。大学との共同研究“正しい姿勢を創り腰痛対策”する特許機能はメーカー唯一(※3)。

防塵防水性能IP56を誇る。
-30℃~50℃でも耐えられる耐久力&パッシブタイプなので細かい埃が入っても動作不良の心配なし。
事例のある3社の製品中一番軽量(※2)。

生体電位信号を読み取って5段階のモード切替で適切アシスト。
事例がある3社のアクティブタイプの中でも一番切り替え幅が大きい(※2)。資材工場部門への導入事例もあり。
【備考】
(※1)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていたのはこの3社のみでした。建設業の事例として写真掲載のみの場合は、本当の導入事例かどうか判別がつかなかったので対象外としています。
・(ユーピーアール)BB-FIT フルハーネスジョイントタイプ:足場を伴うような高所作業はフルハーネス着用が義務付けられています。3メーカーの中でも、フルハーネス着用のタイプで一番薄型で狭い場所や資材の多い場所でも邪魔にならないタイプ&足場工事の事例あったため「足場の狭い現場」向けにおすすめしています。
・(イノフィス)マッスルスーツExo-Power:3メーカーの製品の中でも、動作不良が起こりにくいパッシブタイプで、防水性能や耐久性が記載してあったため「土埃や気温差激しい現場」向けにおすすめしています。
・(CYBERDYNE)HAL-LB03-SSSJP:3メーカーのアクティブタイプの製品の中でも作業に合わせられる切り替え幅が一番多く、資材工場への導入事例があったので「老若男女が作業する資材工場」向けにおすすめしています。
(※2)2024年5月30日調査時点
(※3)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていた3社の中で唯一