
クラボウは倉敷紡績所として1888年(明治21年)設立。繊維や化成品などに関する事業を幅広く手掛けています。そんな同社のパワーアシストスース「CBW」の詳しい性能や導入事例などをご紹介します。
クラボウの「CBW」はパッシブ式に分類されるアシストスーツであり、電気を動力源とするタイプとは異なります。その上で大きな特色と言えるのは専用のパンツとベストを組み合わせた「着るアシストスーツ」である点。繊維産業に長け、ビジネス用ユニフォームなども幅広く手掛けている同社らしい製品と言えるでしょう。
機能としては「姿勢を支えてサポート」というコンセプトを掲げており、立ち姿勢、前かがみ姿勢、持ち上げ姿勢の全てで、専用のサポーターパーツが腰と背中をしっかり支えるという構造です。その上でデスクワークや車の運転などの際はベルトを緩めればアシスト機能を簡単に解除することも可能。着たままで、出勤、勤務、退勤することができるとアピールしています。

クラボウのCBWは、専用のパンツとベストを組み合わせて着用する方式。普通のパンツと同じように穿いた上で太ももと腰部分の専用ベルトを締め、ベストを羽織りパンツとコネクターで装着すればOK。使用する方の体型に合わせてSから4Lまで6サイズがラインアップされており、パンツ素材も通年タイプと春夏タイプが選択可能。さらには汗の消臭機能も備わっているので、運送業や倉庫業など、夏の暑い現場でも快適な着用感を実現していると訴求されています。
加えてクラボウでは業種や業界に合わせたカラーオーダーにも対応しており、例えば食品業界向けにホワイトとしたり、介護業界向けに明るい色合いとすることも可能としています。
なお、気になるメーカー希望価格については公式HPに記載が見当たりませんでした。ちなみにネット通販などでは1セットあたり4万円前後で販売されているケースが多いようです。いわゆるオープン価格方式と思われますが、詳細は要問合せとなります。
クラボウは元々、作業服や企業用ユニフォームなどを幅広く手掛けてきたという出自があり、CBWはそんな同社の強みを活かした「着るアシストスーツ」です。着たままでベルトを締めたり緩めたりするだけでON/OFFを切り替えられるのも利便性が高いと言えるでしょう。
このサイトでは、建設業への導入実績がある会社の中から、現場の特色毎に合うアシストスーツをピックアップしている特集ページもあります。導入の一助となれば幸いです。
棚卸時期になると物の移動が多く、腰への負担が大きいので憂鬱でした。CBWを履きだしてからは正しい姿勢を保ちやすく、作業時間が短くなり業務効率化まで出来ました。普段着用しているユニフォームと同じカラーで着用でき、カスタマイズして正解でした。
クラボウの公式HPにはCBWの購入・問い合わせ窓口として、大坂本社の繊維事業部の電話番号が明記されており、専用の問い合わせフォームも設置されています。
| メーカー名 | 倉敷紡績株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府大阪市中央区久太郎町2-4-31 |
| 公式URL | https://www.kurabo.co.jp/ |
| 電話番号 | 06-6266-5111 |
クラボウのアシストスーツは一般的な作業着やユニフォームのような感覚で着用でき、ベルトの調整でアシスト機能のON/OFFを切り替えることが可能。建築業でも、腰や背中の負担軽減が期待できるのではないでしょうか。
他にも建設業への導入実績があるメーカー品を紹介しています。現場の特色に合うおすすめの会社をピックアップしてみましたのでぜひ併せて、参考にしてみてください。
国土交通省でも現場検証事例を掲載してくれていますが、実際に導入されたかどうかは別の話。
そこで、「各建設現場で導入された実績を持つ」信頼のおける3つの製品をピックアップ(※1)して紹介します。

フルハーネス併用可能で、足場現場への導入事例もあり。3社の製品中
一番薄型(※2)で作業の邪魔知らず。大学との共同研究“正しい姿勢を創り腰痛対策”する特許機能はメーカー唯一(※3)。

防塵防水性能IP56を誇る。
-30℃~50℃でも耐えられる耐久力&パッシブタイプなので細かい埃が入っても動作不良の心配なし。
事例のある3社の製品中一番軽量(※2)。

生体電位信号を読み取って5段階のモード切替で適切アシスト。
事例がある3社のアクティブタイプの中でも一番切り替え幅が大きい(※2)。資材工場部門への導入事例もあり。
【備考】
(※1)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていたのはこの3社のみでした。建設業の事例として写真掲載のみの場合は、本当の導入事例かどうか判別がつかなかったので対象外としています。
・(ユーピーアール)BB-FIT フルハーネスジョイントタイプ:足場を伴うような高所作業はフルハーネス着用が義務付けられています。3メーカーの中でも、フルハーネス着用のタイプで一番薄型で狭い場所や資材の多い場所でも邪魔にならないタイプ&足場工事の事例あったため「足場の狭い現場」向けにおすすめしています。
・(イノフィス)マッスルスーツExo-Power:3メーカーの製品の中でも、動作不良が起こりにくいパッシブタイプで、防水性能や耐久性が記載してあったため「土埃や気温差激しい現場」向けにおすすめしています。
・(CYBERDYNE)HAL-LB03-SSSJP:3メーカーのアクティブタイプの製品の中でも作業に合わせられる切り替え幅が一番多く、資材工場への導入事例があったので「老若男女が作業する資材工場」向けにおすすめしています。
(※2)2024年5月30日調査時点
(※3)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていた3社の中で唯一