パワーアシストスーツは人間の負担を軽減してくれる素晴らしいアイテムですが、サイズ選定が難しいとささやかれています。実際、サイズ選定を間違えてしまうとパワーアシストスーツの魅力を半減させてしまい、人間の負担も思ったほど軽減しません。そのため、サイズ選定は重要です。この記事ではサイズ選定が難しいとされている理由やその解決策を解説しています。パワーアシストスーツの導入を検討している方はぜひご覧ください。
パワーアシストスーツのサイズ選定が難しい理由を解説します。まずはなぜサイズ選定が難しいのか、理由を正確に把握することで、正しいサイズのパワーアシストスーツを選ぶ重要性を理解できます。主な理由として体格、作業との適合性、調整機能、性別・体型差の4つの観点が挙げられます。ここではそれぞれについて、詳しく解説していきましょう。
パワーアシストスーツは身長155~190cmやウエスト58~110cmなど幅広い範囲をカバーする複数のサイズが用意されており、身長やウエストサイズに基づいて選ぶことになります。しかし極端に小柄または大柄など体型が標準から外れている場合、適合するサイズが見つからないことがあります。
パワーアシストスーツは「体形に合ったもの」を装着してこそです。緩い、あるいはきついパワーアシストスーツを装着しても、パワーアシストスーツの能力を最大限に発揮できるとは限りません。そのため、適切なサイズのパワーアシストスーツを選ぶことが大切です。
パワーアシストスーツは装着が目的ではありません。「装着して目的を達成すること」が重要です。そのため、作業内容にマッチしているのかが重要です。例えば作業現場によっては動きやすさが求められることもあります。サイズが合わないと「しゃがむ際に脚がきつい」「身体が締め付けられる」などの問題が発生してしまいます。
特に建設現場では足場の悪さや狭い空間での作業が多いため、動きやすさとフィット感を両立させるサイズ選定が求められます。また、「動く」に関してもどのような動きなのかが重要です。例えば屈むことが多い作業と歩行が多い作業とでは、マッチするパワーアシストスーツは異なります。
パワーアシストスーツの一部製品には面ファスナーなどウエスト調整機能が搭載されているものがありますが、調整範囲には限界があります。そのため、完全なフィット感を得られない場合があります。
調整機能がマッチしていると体形とパワーアシストスーツがフィットし、パワーアシストスーツの能力を最大限に発揮できるのですが、調整できない場合はパワーアシストスーツが本来の性能を十分に活かせず、効果を享受できません。
男性と女性では骨盤周りやウエストサイズが異なるため、それぞれ専用設計されたスーツを選ぶ必要があります。身長や体重など分かりやすい数値だけで判断するのではなく、微妙な体型差も考慮する必要があります。
体重的な面はもちろんですが、肩幅が広い、足が長い、腕が太いなど標準的な体型でない場合、汎用性のある設計でも違和感を覚えることもあります。
サイズ選定が難しいパワーアシストスーツではありますが、解決策として、まずは試着の重要性が挙げられます。
画像だけで判断するのではなく、実際に試着して動きやすさを確認することで、最適なサイズを選ぶことができます。
カスタマイズ可能なパワーアシストスーツかも確認しておきましょう。調整範囲が広く、個々の体型に合わせることができるパワーアシストスーツであれば多くの人のニーズにマッチします。
専門家によるアドバイスを受けることも大切です。導入時にメーカーや専門家から適切な選定方法を教えてもらうことで、適切なパワーアシストスーツを選ぶことができます。これらを踏まえてパワーアシストスーツを選びましょう。
パワーアシストスーツは体形にフィットしてこそ能力を最大限に発揮するものです。そのためサイズ選定で難しい点があるのも事実ですが、解決策もあります。今回紹介した解決策を基に、環境・使用者にマッチしたパワーアシストスーツを選びましょう。
当サイトではおすすめの建設業向けパワーアシストスーツを取り扱っているメーカーや店舗を紹介しています。パワーアシストスーツに興味のある方、導入を検討している方はぜひご覧ください。
国土交通省でも現場検証事例を掲載してくれていますが、実際に導入されたかどうかは別の話。
そこで、「各建設現場で導入された実績を持つ」信頼のおける3つの製品をピックアップ(※1)して紹介します。

フルハーネス併用可能で、足場現場への導入事例もあり。3社の製品中
一番薄型(※2)で作業の邪魔知らず。大学との共同研究“正しい姿勢を創り腰痛対策”する特許機能はメーカー唯一(※3)。

防塵防水性能IP56を誇る。
-30℃~50℃でも耐えられる耐久力&パッシブタイプなので細かい埃が入っても動作不良の心配なし。
事例のある3社の製品中一番軽量(※2)。

生体電位信号を読み取って5段階のモード切替で適切アシスト。
事例がある3社のアクティブタイプの中でも一番切り替え幅が大きい(※2)。資材工場部門への導入事例もあり。
【備考】
(※1)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていたのはこの3社のみでした。建設業の事例として写真掲載のみの場合は、本当の導入事例かどうか判別がつかなかったので対象外としています。
・(ユーピーアール)BB-FIT フルハーネスジョイントタイプ:足場を伴うような高所作業はフルハーネス着用が義務付けられています。3メーカーの中でも、フルハーネス着用のタイプで一番薄型で狭い場所や資材の多い場所でも邪魔にならないタイプ&足場工事の事例あったため「足場の狭い現場」向けにおすすめしています。
・(イノフィス)マッスルスーツExo-Power:3メーカーの製品の中でも、動作不良が起こりにくいパッシブタイプで、防水性能や耐久性が記載してあったため「土埃や気温差激しい現場」向けにおすすめしています。
・(CYBERDYNE)HAL-LB03-SSSJP:3メーカーのアクティブタイプの製品の中でも作業に合わせられる切り替え幅が一番多く、資材工場への導入事例があったので「老若男女が作業する資材工場」向けにおすすめしています。
(※2)2024年5月30日調査時点
(※3)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていた3社の中で唯一