アシストスーツメーカー15の会社(※)が製造しているパワーアシストスーツの特徴を紹介していきます。
人工筋肉×圧縮空気で動作する「Aero Back」シリーズ(シングル/2本タイプ)を展開。女性でも高齢者でも扱いやすいよう、重量わずか1.3~1.8kgの設計です。中腰姿勢補助に特化している点も特徴で、建設・物流・農業など幅広い現場で腰への負担軽減と作業効率化を実現。レンタル対応や無料見積もり制度も完備するなど、導入ハードルの低さも魅力です。
着脱が簡単な作りになっているので、ひとりでも楽に着脱できます。暑いところでの使用も想定し、ファンスーツの上からでも装着ができる仕様です。
アトリエケーは、アシストスーツの制作と販売を主力事業としている会社です。人間工学に基づいて設計された重量物の持ち上げをアシストする製品が多く揃っています。効果測定によって着用の有効性が検証されていることも特徴です。
アルケリスは、金属加工を中心として事業をおこなっている会社です。製造業や建設業の作業員に向けて、足に装着し、体重を分散して支える製品を製造しています。10万回の使用を想定した耐久テストにクリアした製品であることも特徴です。
Asahichoは、ワークウエアの製造販売を主力として展開している会社です。腕や腰、膝において補助する超軽量の製品が多く揃っています。上下・左右、斜めの動きにもフレキシブルに対応できる製品であることも特徴です。
イノフィスは、産業用の特殊機器を開発・製造している会社です。腕や腰、両方の補助に役立つ製品が多数販売されています。長時間の腕上げや中腰、重量物の運搬など、動作に合わせて選べることが特徴です。
菊池製作所は、金属やプラスチック製品を製造販売している会社です。人工筋肉を用いた装着型のロボットタイプの製品が販売されています。常に高い品質のものづくりを目指して、製品を作っていることが特徴です。
CYBERDYNEは、医療療福祉機器や身体機能改善の技術開発を中心とした事業をおこなっている会社です。医療や介護の現場で働く方の負担を軽減するために、ロボット型の装着スーツを製造しています。
ジェイテクトは、ステアリングシステムや電子制御機器などの製造販売をしている会社です。主に介護現場における労働者の負担を軽減するために、上半身から下半身にかけてアシストする製品が揃っています。
シグマックスは、運動器障害の予防や診断、治療などを目的とした製品を提供している会社です。人工筋肉の技術を応用したアシストと衣服のような装着感があります。腰部の負担を35%軽減できる製品が特徴です。
スマートサポートは、トレーニング補助機器およびシステムの研究開発や製造をおこなっている会社です。疲労軽減し、エネルギーレベルを維持できる製品を作っています。複数の公的研究機関の協力を得て、開発していることが特徴です。
ダイドーは、住宅関連の製品販売に携わっている会社です。ダイドー独自のバネやダンパーを利用した設計技術で製品を作っています。人の動きに寄り添い、自然で違和感のないアシストが特徴の製品です。
ダイヤ工業は、医療用品メーカーとして市場開拓をしている会社です。50年以上にわたり培ってきた縫製技術を活かして、製品を作っています。根拠に基づいた設計で、特定の動きをアシストできることが特徴です。
上腕作業を支援し、現場での身体的負担を軽減することを目的として開発中の椿本チエインのパワーアシストスーツ。電動モーターによるアシスト機能と軽量設計を組み合わせ、自然な動作を維持しながら長時間の力作業を支援します。建設系や倉庫系など、人手不足や定着率低下に悩む様々な業界に適した一着となるでしょう。
労働災害をゼロにすることを目標とし、さまざまな製品を取り扱っています。パワーアシストスーツに関しては「腰への負担が大きい現場」と「繰り返しの上向き作業が発生する現場」と、大きく2つのラインナップを取り扱っていて、現場の特徴に応じたソリューションとして提供しています。
ティー・アイ・トレーディングのパワーアシストスーツを詳しく見てみる
パワーアシストインターナショナルは、パワーアシストスーツの企画開発・設計・製造・販売を専門としている会社です。電動モーターによるアシストが特徴の製品を作っています。高齢者や女性でも幅広く活躍できることを目指して開発されています。
パワーアシストインターナショナルのパワーアシストスーツを詳しく見てみる
スポーツ用品の製造・販売で培った技術力を活かし、非電動タイプのパワーアシストスーツを開発しました。バネ鋼の力で腰への負担を軽減しながら、電源やバッテリーを必要としない軽量設計が特長です。無料体験やリースプラン、アフターサービスも充実していて、企業が導入しやすいようなサポート体制も整えています。
消防車両や防災関連製品を手掛ける老舗企業モリタホールディングスでは、近年、近年ではアシストスーツ「ラクニエ」の開発、製造、販売にも力を入れています。伸縮素材を用いたパッシブタイプであり、電源などは不要。着脱も簡単で、着る人の体型に応じてサイズも複数ラインアップ。手洗いでの洗濯も可能となっています。
モリタホールディングスのパワーアシストスーツを詳しく見てみる
ユーピーアールは、2010年という早い時期からアシストスーツの開発に取り組んでいる会社です。女性や高齢者を含めた幅広い作業員に寄り添った製品を幅広いラインナップで展開しています。作業中だけではなく、作業後の腰痛リスクを踏まえた特許機能が特徴的です。
国内外に拠点を展開し、自動車部品の製造を手がけているユタカ技研では、同社の量産現場の困りごとをもとに生み出されたパワーアシストスーツを製造しています。こちらの製品には、同社の自動車部品の製造にて培われた技術やノウハウが生かされていることに加え、実際に現場に導入することによって仕様が磨かれてきた点が特徴です。
腰や背中への負担を減らすために開発されたパッシブ型のアシストスーツ。約800gという軽さと三点支点構造により、しゃがむ動作や荷物を持ち上げる動作を自然にサポートします。電源は不要で、わずか10秒で着用可能。通気性が良く洗濯もできるため、衛生的に使えます。動きを妨げにくい設計で、建設現場での疲労を減らし、作業の質を安定させる効果が期待できるでしょう。
レイボはオランダ発祥のメーカーであり、日本の株式会社加地がアジア地域の総代理店を務めています。手掛けているアシストスーツの「レイボ エクソスケルトン」は電源を使用しないパッシブ式に分類されるタイプ。装着者の運動エネルギーを蓄え再利用するというメカニズムで、背骨を左右から支え体幹をサポートする特徴も併せ持っています。
ワークマンは、2023年に設立した研究所が主導する形で、パワーアシストスーツを開発しました。非電動式のパワースーツです。背筋の使用率を38%以上軽減する効果があるとされていて、骨盤を安定させながらベルトの伸縮力で荷物の持ち上げや姿勢をサポートします。コスパの良さと軽量で装着の容易さが魅力です。物流や建設、介護現場で活躍します。
倉敷紡績所として1888年(明治21年)設立。作業服や企業向けユニフォームを幅広く手掛ける老舗になります。そんな同社が手掛けるアシストスーツ「CBW」はパッシブ式で、パンツとベストが一体となっているのが特色。ベルトの締め込み具合を調整することでアシスト機能のON/OFFが可能であり、通勤時や退勤時にもそのまま着用できるとアピールしています。
1976年設立。ワイヤー加工技術に長けており、医療用ガイドワイヤーやカテーテルなど様々な医療機器を手がけています。そんな同社のパワーアシストスーツ「Way-sist Lite」はアシスト機構にゼンマイバネを用いているというのが特徴。自らの得意分野を最大限に活かしていると言えるでしょう。特に中腰の状態での負担軽減に効果を発揮するとアピールされています。
国土交通省でも現場検証事例を掲載してくれていますが、実際に導入されたかどうかは別の話。
そこで、「各建設現場で導入された実績を持つ」信頼のおける3つの製品をピックアップ(※1)して紹介します。

フルハーネス併用可能で、足場現場への導入事例もあり。3社の製品中
一番薄型(※2)で作業の邪魔知らず。大学との共同研究“正しい姿勢を創り腰痛対策”する特許機能はメーカー唯一(※3)。

防塵防水性能IP56を誇る。
-30℃~50℃でも耐えられる耐久力&パッシブタイプなので細かい埃が入っても動作不良の心配なし。
事例のある3社の製品中一番軽量(※2)。

生体電位信号を読み取って5段階のモード切替で適切アシスト。
事例がある3社のアクティブタイプの中でも一番切り替え幅が大きい(※2)。資材工場部門への導入事例もあり。
【備考】
(※1)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていたのはこの3社のみでした。建設業の事例として写真掲載のみの場合は、本当の導入事例かどうか判別がつかなかったので対象外としています。
・(ユーピーアール)BB-FIT フルハーネスジョイントタイプ:足場を伴うような高所作業はフルハーネス着用が義務付けられています。3メーカーの中でも、フルハーネス着用のタイプで一番薄型で狭い場所や資材の多い場所でも邪魔にならないタイプ&足場工事の事例あったため「足場の狭い現場」向けにおすすめしています。
・(イノフィス)マッスルスーツExo-Power:3メーカーの製品の中でも、動作不良が起こりにくいパッシブタイプで、防水性能や耐久性が記載してあったため「土埃や気温差激しい現場」向けにおすすめしています。
・(CYBERDYNE)HAL-LB03-SSSJP:3メーカーのアクティブタイプの製品の中でも作業に合わせられる切り替え幅が一番多く、資材工場への導入事例があったので「老若男女が作業する資材工場」向けにおすすめしています。
(※2)2024年5月30日調査時点
(※3)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていた3社の中で唯一
現場ごとに合う
アシストスーツ特集
建設業は作業環境が幅広いこともあり、建設業で実際に導入までされているアシストスーツは意外と少ないようです(2024年5月、編集チーム調べ)。
建設業への導入実績があるおすすめのアシストスーツの特集ページもありますので、「16社を細かく検討している時間がない…」というご担当者はそちらを先にご参考ください。
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