
レイボはオランダ発のメーカーであり、日本国内にアジア地域の拠点を展開。電気を動力とするのではなく、装着者の運動エネルギーを効率的に活用するシステムであるのが大きな特徴。詳しい性能や導入事例などをご紹介します。
実はレイボは電気を動力源とするタイプのパワーアシストスーツではありません。公式HPでもパワーアシストスーツという呼称は用いておらず「ひとによる 人のための ヒューマン・アシスト・デバイス」であると定義しています。
具体的には、作業者の胸部、脇腹、腰に専用のデバイスを装着。身体を屈めた時などに発生する運動エネルギーを装置のなかに蓄え、身体を起こしたり、立ち上がる際のエネルギーとして有効に活用するという仕組みとなっています。
また人間の身体は背骨で体幹を支える構造となっていますが、レイボは装着することで、背骨の左右から体幹を支える効果を発揮。背骨の周辺にかかる負荷を大きく軽減するという効果も発揮するとアピールされています。

レイボ エクソスケルトンは胸部に装着する「チェストパッド」、胸部と腰部を身体に沿うようにつなぐ「ストラクチャー」、そして腰への負荷を軽減するためのスマートジョイントといったデバイスを組み合わせて装着する方式。前述しました通り電源は装備しておらず、装着者の運動エネルギーを蓄え、有効活用するというメカニズムとなっています。装着はジャケットを羽織るような感覚で身に付け、胸パットと腰ベルトを留めて固定すればOK。
また公式HPには様々なオプションが紹介されています。例えば漁港や水分の多い現場向けにはチェストパット防水カバー。腰への負担をより軽減したいという場合には腰固定ユニット。介護などの現場向けには専用の福祉用ベストなどが用意されており、様々なニーズに対応しています。
なお、気になるメーカー希望価格については公式HPに記載が見当たりませんでした。ちなみにネット検索では495,000円という数字やリースで月額18,700円といった数字も見られましたが、いわゆるオープン価格方式となっているのかも知れません。詳細は要問合せとなります。
レイボのエクソスケルトンは電源を使用しないパッシブ式に分類されるアシストスーツになります。装着者の運動エネルギーを蓄え有効に活用でき、また背骨を左右から支えることで体幹をサポートしてくれるというのが、大きな特色であり魅力であると言えるでしょう。
このサイトでは、 建設業への導入実績がある会社の中から、現場の特色毎に合うアシストスーツをピックアップしている特集ページもあります。導入の一助となれば幸いです。
レイボの公式HPには、同社のアシストスーツの導入事例は記載が見当たりませんでした。ただし、ニュース覧には、全国各地で改正されている「アシストスーツEXPO」や「アシストスーツ推進議員連盟」の会合に精力的に参加している旨が紹介されています。また能登半島地震の災害復旧に参加されている方にアシストスーツを無償で貸し出すという活動にも力を入れています。
先にも述べました通り、レイボはオランダ発のメーカー。日本では株式会社加地が国内のみならず、アジア地域の総代理店を担っています。拠点は島根県に本社、横浜と京都に営業所を構え、サポート窓口としています。
| メーカー名 | 株式会社加地 レイボアジアグループ |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県横浜市港北区新横浜3-19-11 加瀬ビル88 8F(横浜営業所) |
| 公式URL | https://laevo.jp/ |
| 電話番号 | 045-482-3551(横浜営業所) |
レイボのパワーアシストスーツは、電源不要のパッシブタイプで、装着者の運動エネルギーを有効活用する仕組み。建設現場での使用はもとより、様々な現場向けのオプションが豊富に用意されているのも大きな特色となっています。
他にも建設業への導入実績があるメーカー品を紹介しています。現場の特色に合うおすすめの会社をピックアップしてみましたのでぜひ併せて、参考にしてみてください。
国土交通省でも現場検証事例を掲載してくれていますが、実際に導入されたかどうかは別の話。
そこで、「各建設現場で導入された実績を持つ」信頼のおける3つの製品をピックアップ(※1)して紹介します。

フルハーネス併用可能で、足場現場への導入事例もあり。3社の製品中
一番薄型(※2)で作業の邪魔知らず。大学との共同研究“正しい姿勢を創り腰痛対策”する特許機能はメーカー唯一(※3)。

防塵防水性能IP56を誇る。
-30℃~50℃でも耐えられる耐久力&パッシブタイプなので細かい埃が入っても動作不良の心配なし。
事例のある3社の製品中一番軽量(※2)。

生体電位信号を読み取って5段階のモード切替で適切アシスト。
事例がある3社のアクティブタイプの中でも一番切り替え幅が大きい(※2)。資材工場部門への導入事例もあり。
【備考】
(※1)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていたのはこの3社のみでした。建設業の事例として写真掲載のみの場合は、本当の導入事例かどうか判別がつかなかったので対象外としています。
・(ユーピーアール)BB-FIT フルハーネスジョイントタイプ:足場を伴うような高所作業はフルハーネス着用が義務付けられています。3メーカーの中でも、フルハーネス着用のタイプで一番薄型で狭い場所や資材の多い場所でも邪魔にならないタイプ&足場工事の事例あったため「足場の狭い現場」向けにおすすめしています。
・(イノフィス)マッスルスーツExo-Power:3メーカーの製品の中でも、動作不良が起こりにくいパッシブタイプで、防水性能や耐久性が記載してあったため「土埃や気温差激しい現場」向けにおすすめしています。
・(CYBERDYNE)HAL-LB03-SSSJP:3メーカーのアクティブタイプの製品の中でも作業に合わせられる切り替え幅が一番多く、資材工場への導入事例があったので「老若男女が作業する資材工場」向けにおすすめしています。
(※2)2024年5月30日調査時点
(※3)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていた3社の中で唯一