慢性的な人材不足が問題となっている建設業界。DX化によってこれを乗り越えようとする動きがありますが、その一環として効果が期待されるパワーアシストスーツ。人材不足とパワーアシストスーツの関係について解説していきます。
建設業界では、人手不足がますます深刻な問題となってきました。多くの建設業者で実感されているのではないかと思います。今後もさらに建設業界の労働人口が不足していくことが予測され、一方で労働者の高齢化が進むことにより、技術が継承されなくなっていく問題も指摘されています。
人材不足の原因のひとつは、新規就業者数とそれに伴う高齢化が挙げられます。29歳以下の若年層は、2021年度においては建設業就業者のわずか12%。一方で55歳以上の高齢労働者は3割を超えており、高齢化が深刻だということがわかります。
就業者数の全体数も減少続けており、早急な対策が求められています。
参照元:一般社団法人建設技能人材機構(https://jac-skill.or.jp/columns/story/reason-shortage.php)
労働者が不足する状況に対し、考えられる対策のひとつがDX化です。人手が足りない分をテクノロジーで補う方法として注目されています。ロボットやAIによる自動化、ICTを活用した効率化によって、少ない人員で作業を進めることが求められています。
そんなDX化の一環として挙げられるのがパワーアシストスーツの導入。これによって作業効率向上をねらうだけでなく、新規雇用数の減少や人材定着率の向上を目指すことができるのです。
では、パワーアシストスーツは新規雇用・採用活動にどう貢献するのでしょうか。
建設業界といえば、「体力的にきつい」、「長時間労働」というイメージが定着してしまっています。これに対し、パワーアシストスーツによって疲れにくい仕事になりつつある、効率が上がって長時間労働をしなくてもよくなる、といったアピールができれば採用活動には有利になります。
現場での作業がパワーアシストスーツによって疲れにくくなれば、仕事のきつさに耐えかねて離職する人が減ります。無理なく働ける環境が整えば人材定着率が上がることも期待できます。
パワーアシストがもつ効果は、「通常の作業や動作が少ない筋肉量でできるようになる」というもの。今までできなかったことができるようになるわけではなく、これまでの作業が楽になる、効率化できる、というのがパワーアシストスーツの効果です。
人手不足を補い、さらに離職率の低下や採用活動でのメリットなど、さまざまな効果が期待できるパワーアシストスーツ。建設業界の問題の糸口になるかもしれないパワーアシストスーツですが、導入する場合はどのように製品を選ぶべきなのでしょうか。
このサイトでは、パワーアシストスーツの選び方や、おすすめ製品を特集したページがあります。導入を検討する際の参考に、ぜひご一読ください。
建設業界の人手不足を救うカギになるかもしれないパワーアシストスーツ。作業の身体的負担を軽減し、離職率の低下への貢献が期待できます。さらに、建設業界の仕事がきつい、長時間労働といったネガティブイメージを払拭し、新規雇用がしやすくなる効果も期待されます。
今後も建設業界のトレンドとして、パワーアシストスーツの導入が進むことが予想されます。人材不足で悩んでいる方は、ぜひ導入を検討してみてください。
国土交通省でも現場検証事例を掲載してくれていますが、実際に導入されたかどうかは別の話。
そこで、「各建設現場で導入された実績を持つ」信頼のおける3つの製品をピックアップ(※1)して紹介します。

フルハーネス併用可能で、足場現場への導入事例もあり。3社の製品中
一番薄型(※2)で作業の邪魔知らず。大学との共同研究“正しい姿勢を創り腰痛対策”する特許機能はメーカー唯一(※3)。

防塵防水性能IP56を誇る。
-30℃~50℃でも耐えられる耐久力&パッシブタイプなので細かい埃が入っても動作不良の心配なし。
事例のある3社の製品中一番軽量(※2)。

生体電位信号を読み取って5段階のモード切替で適切アシスト。
事例がある3社のアクティブタイプの中でも一番切り替え幅が大きい(※2)。資材工場部門への導入事例もあり。
【備考】
(※1)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていたのはこの3社のみでした。建設業の事例として写真掲載のみの場合は、本当の導入事例かどうか判別がつかなかったので対象外としています。
・(ユーピーアール)BB-FIT フルハーネスジョイントタイプ:足場を伴うような高所作業はフルハーネス着用が義務付けられています。3メーカーの中でも、フルハーネス着用のタイプで一番薄型で狭い場所や資材の多い場所でも邪魔にならないタイプ&足場工事の事例あったため「足場の狭い現場」向けにおすすめしています。
・(イノフィス)マッスルスーツExo-Power:3メーカーの製品の中でも、動作不良が起こりにくいパッシブタイプで、防水性能や耐久性が記載してあったため「土埃や気温差激しい現場」向けにおすすめしています。
・(CYBERDYNE)HAL-LB03-SSSJP:3メーカーのアクティブタイプの製品の中でも作業に合わせられる切り替え幅が一番多く、資材工場への導入事例があったので「老若男女が作業する資材工場」向けにおすすめしています。
(※2)2024年5月30日調査時点
(※3)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていた3社の中で唯一