建設業は、重量物の運搬や持ち上げ下げ、不安定な姿勢での作業など、腰に大きな負担がかかる仕事です。ここでは、腰の負担を補助する建設業向けアシストスーツの仕組みや選び方の注意点についてまとめました。
建設現場では、多くの工程において重量物の持ち上げ下げや運搬、長時間の中腰・前屈みでの作業があります。いずれの作業も作業者の腰に大きな負荷がかかるため、腰痛に悩まされている人も少なくありません。腰をかばいながら仕事をすることで、作業効率が低下してしまうリスクも生じます。
腰をカバーするアシストスーツは、ゴムやバネといった素材の伸縮力や、センサーやモーター、空気圧によって中腰姿勢や荷物の持ち上げ動作に対して補助力を提供し、腰の負担を軽減する仕組みになっています。腰をアシストするつくりになっており、負担の少ない姿勢を保つことが可能。
動きやすいよう、薄くて軽いものが多く展開されています。高所での作業用には、ハーネスと併用できるタイプもおすすめです。
セメント袋をたくさん持つときは腰も痛いし、体も疲れます。サポートジャケットを装着したときは楽でした。長時間セメント袋を上げたり下ろしたりという作業なので、慣れるまでは邪魔に感じるかなと思ったのですが、慣れてしまえば非常に腰が楽でした。
参照元:ユーピーアール公式YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=7sZGS5Fevwo&t=305s
腰痛に悩む従業員の負担を減らしたいという思いからマッスルスーツ®を導入しましたが、結果的には腰痛で仕事の手を止めることが減り、作業効率が上がったという別の観点でも効果を実感しています。
引用元:イノフィス公式 事例_建設業_丸博野沢組様【PDF】 https://innophys.jp/wp-content/uploads/2019/01/case_maruhironozawa.pdf
コルセット効果が感じられ腰が楽であり、個人でも欲しいと思う。腰が楽になり、よい。
国土交通省公式 パワーアシストスーツ現場検証事例集【PDF】 https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001609705.pdf
このサイトでは、建設業向けにパワーアシストスーツを展開している会社についてまとめました。建設業への導入実績がある会社の中から、現場の特色ごとに合うアシストスーツをピックアップしている特集ページもあります。導入を検討する際に、ぜひお役立てください。
腰に負荷がかからない姿勢角度を保ち、負担を軽減してくれる点はもちろんのこと、アシストスーツの補助力についてもチェックしましょう。 補助力はさまざまなので、重量物を運搬する作業が多い場合は補助力が高いスーツを選ぶのがおすすめです。
また、建設業は足元が悪いケースも多々あるため、作業の妨げにならないよう、薄地で軽量なものであることも大切。無料試着体験があれば、必ず試着して違和感なく動けるかどうかをチェックしてください。高所作業にも対応できるよう、ハーネスと併用できるタイプだとなおよいです。
建設業は身体的負担が大きい作業が多く、作業者の腰を酷使することは避けられない仕事です。高い補助力で腰をサポートしてくれるスーツである点はもちろん、作業しやすいよう軽量で薄いことも大切な条件です。腰の負担を軽減してくれるスーツは多く展開されているので、それぞれの特徴を把握したうえで自社に合ったものを選んでください。
国土交通省でも現場検証事例を掲載してくれていますが、実際に導入されたかどうかは別の話。
そこで、「各建設現場で導入された実績を持つ」信頼のおける3つの製品をピックアップ(※1)して紹介します。

フルハーネス併用可能で、足場現場への導入事例もあり。3社の製品中
一番薄型(※2)で作業の邪魔知らず。大学との共同研究“正しい姿勢を創り腰痛対策”する特許機能はメーカー唯一(※3)。

防塵防水性能IP56を誇る。
-30℃~50℃でも耐えられる耐久力&パッシブタイプなので細かい埃が入っても動作不良の心配なし。
事例のある3社の製品中一番軽量(※2)。

生体電位信号を読み取って5段階のモード切替で適切アシスト。
事例がある3社のアクティブタイプの中でも一番切り替え幅が大きい(※2)。資材工場部門への導入事例もあり。
【備考】
(※1)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていたのはこの3社のみでした。建設業の事例として写真掲載のみの場合は、本当の導入事例かどうか判別がつかなかったので対象外としています。
・(ユーピーアール)BB-FIT フルハーネスジョイントタイプ:足場を伴うような高所作業はフルハーネス着用が義務付けられています。3メーカーの中でも、フルハーネス着用のタイプで一番薄型で狭い場所や資材の多い場所でも邪魔にならないタイプ&足場工事の事例あったため「足場の狭い現場」向けにおすすめしています。
・(イノフィス)マッスルスーツExo-Power:3メーカーの製品の中でも、動作不良が起こりにくいパッシブタイプで、防水性能や耐久性が記載してあったため「土埃や気温差激しい現場」向けにおすすめしています。
・(CYBERDYNE)HAL-LB03-SSSJP:3メーカーのアクティブタイプの製品の中でも作業に合わせられる切り替え幅が一番多く、資材工場への導入事例があったので「老若男女が作業する資材工場」向けにおすすめしています。
(※2)2024年5月30日調査時点
(※3)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていた3社の中で唯一