
モリタホールディングスは長年、消防車両や防災関連製品を手掛ける老舗企業として知られ、近年ではアシストスーツ「ラクニエ」の開発も手掛けています。詳しい性能や導入事例などをご紹介します。
モリタホールディングスの「ラクニエ」は電気を動力源とするタイプのパワーアシストスーツではなく、パッシブ式に分類されるタイプになります。「着るだけで、腰の負担が楽になる」というコンセプトを掲げており、前屈や中腰の姿勢となった際の腰への負担を軽減しながら、動きやすさをサポートするという仕組みです。
開発にあたっては慶應義塾大学 山崎信寿名誉教授のサポート理論を基に、株式会社モリタホールディングスとダイヤ工業株式会社が連携。人間の身体・生活特性に基づき、科学的・工学的に開発され、情報公開された製品・サービスであることを審査・認証する「人間生活工学認証」を受けていることが訴求されています。

モリタホールディングスのラクニエは弾性のある素材で出来ており、膝と肩に部材を固定。背中から腰にかけて伸縮する素材で覆われるという仕組みとなっています。着用する方の体型に合わせて4つのサイズがラインアップされており、最小のXSサイズは身長148cmから、胸囲72cmから着用可能。最大のLサイズは身長184cmまで、胸囲111cmまで対応できるとしています。
また一度自分の体型に合わせて調整してしまえば簡単に脱ぎ着できるようになっており、装着したまま車の運転をする場合などはお尻のバックルをはずすだけで、カンタンにサポート力を解除できる仕組み。素材はナイロンやポリウレタン、ポリエステル、ポリプロピレンとなっており、ご自身で手洗いでの洗濯も行えるようになっています。
なお、気になるメーカー希望価格については公式HPに記載が見当たりませんでした。ちなみにネット検索ではひとつあたり2万円から3万円程度で販売されている事例があり、いわゆるオープン価格方式となっているものと推察されます。詳細は要問合せとなります。
モリタホールディングスのラクニエは僅か250g程度であり、伸縮性素材を用いたパッシブ式のアシストスーツであるというのが大きな特色。手洗いもご自分でできるので、手軽さ、身近さという点で大きなアドバンテージがあると言えるでしょう。
このサイトでは、 建設業への導入実績がある会社の中から、現場の特色毎に合うアシストスーツをピックアップしている特集ページもあります。導入の一助となれば幸いです。
モリタホールディングスの公式HPには、ラクニエの建設業への導入実績は記載が見当たりませんでした。一方で、介護や農業、自動車整備などの分野で働く方による口コミは紹介されており、腰への負担が大きく軽減されたと評価されています。
モリタホールディングスの公式HPには、ラクニエの購入・問い合わせ窓口として、傘下グループ会社の株式会社モリタエコノスおよびモリタ宮田工業株式会社の電話番号が記載されておりネットリンクも貼られています。
| メーカー名 | 株式会社モリタホールディングス |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府大阪市中央区道修町3丁目6番1号 |
| 公式URL | https://www.morita119.com/ |
| 電話番号 | 06-6208-1907 |
モリタホールディングスのアシストスーツは伸縮素材を用いたパッシブタイプであり、身近で扱いやすいのが特色。建築業でも、腰の負担軽減に大きく寄与してくれることでしょう。
他にも建設業への導入実績があるメーカー品を紹介しています。現場の特色に合うおすすめの会社をピックアップしてみましたのでぜひ併せて、参考にしてみてください。
国土交通省でも現場検証事例を掲載してくれていますが、実際に導入されたかどうかは別の話。
そこで、「各建設現場で導入された実績を持つ」信頼のおける3つの製品をピックアップ(※1)して紹介します。

フルハーネス併用可能で、足場現場への導入事例もあり。3社の製品中
一番薄型(※2)で作業の邪魔知らず。大学との共同研究“正しい姿勢を創り腰痛対策”する特許機能はメーカー唯一(※3)。

防塵防水性能IP56を誇る。
-30℃~50℃でも耐えられる耐久力&パッシブタイプなので細かい埃が入っても動作不良の心配なし。
事例のある3社の製品中一番軽量(※2)。

生体電位信号を読み取って5段階のモード切替で適切アシスト。
事例がある3社のアクティブタイプの中でも一番切り替え幅が大きい(※2)。資材工場部門への導入事例もあり。
【備考】
(※1)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていたのはこの3社のみでした。建設業の事例として写真掲載のみの場合は、本当の導入事例かどうか判別がつかなかったので対象外としています。
・(ユーピーアール)BB-FIT フルハーネスジョイントタイプ:足場を伴うような高所作業はフルハーネス着用が義務付けられています。3メーカーの中でも、フルハーネス着用のタイプで一番薄型で狭い場所や資材の多い場所でも邪魔にならないタイプ&足場工事の事例あったため「足場の狭い現場」向けにおすすめしています。
・(イノフィス)マッスルスーツExo-Power:3メーカーの製品の中でも、動作不良が起こりにくいパッシブタイプで、防水性能や耐久性が記載してあったため「土埃や気温差激しい現場」向けにおすすめしています。
・(CYBERDYNE)HAL-LB03-SSSJP:3メーカーのアクティブタイプの製品の中でも作業に合わせられる切り替え幅が一番多く、資材工場への導入事例があったので「老若男女が作業する資材工場」向けにおすすめしています。
(※2)2024年5月30日調査時点
(※3)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていた3社の中で唯一