パワーアシストスーツを使っていて、事故やケガにつながることはあるのでしょうか。アシストスーツによる事故について、またアシストスーツが事故を防いでくれることについてご紹介しています。
作業員の負担を軽減し、動きをサポートしてくれるパワーアシストスーツ。肉体的に厳しい作業であっても、アシストスーツのサポートがあれば疲労を軽減し、事故やケガを防いでくれます。
しかし、パワーアシストスーツを使っていることでヒヤリハットが起きることもあります。アシストスーツを正しく着用していなかったり、用途を間違っていたりすると、危うく事故につながりかねません。
とはいえ、パワーアシストスーツがあったからこそ事故を防ぐことができた事例も多くあるのです。作業員をサポートすることで、事故につながるような疲労やケガを防いでいる効果もあります。そんな事例や、事故が防止できる理由を見ていきましょう。
たとえば、肉体的な負荷の多い分野では、こんな事例が挙げられています。
これまで10年ほど農業に関わってきましたが、作業の疲れからトラクターの運転中にウトウトしてしまったり、コンバインでスネをケガして何針も縫ったことがあります。作業中に腰がピキッといったこともありました。
疲れてケガをしたり病院や整体に通うよりも、アシストスーツで疲れや腰痛を防いでおいたほうが良いと思います。特に前屈姿勢が多いなら使って損はないでしょう。
参照元:アグリレポート(https://agriport.jp/field/ap-12914/)
自動車の組立ラインでは、1日に4,600回以上、年間で100万回も工具を上げ下げする動作が行われていて、ライン工の首や背中、肩に大きな負担が生じていました。この現場でパワーアシストスーツを使った実験が行われ、その結果事故が大幅に減少したという結果が出ました。作業員の肉体的負担を軽減し、ケガのリスクを下げて生産性が高まるという結論に達しています。
参照元:Gigazine(https://gigazine.net/news/20171110-eksovest/)
パワーアシストスーツを使用することで、疲労を軽減できることが理由のひとつです。疲れは作業中の不注意やミスにつながりやすく、これが事故を招いてしまいます。できるだけ疲れず、集中力をキープしたまま作業できる環境は、作業事故を防ぐことができるのです。
また腰や首、肩など、作業で大きな負担がかかる部位をパワーアシストスーツが補助することで、筋肉や関節を痛めずに日々の作業を行うことができます。
一方で、パワーアシストスーツがヒヤリハットにつながるケースもあることは既にご紹介しました。これは、パワーアシストスーツの製品選びである程度防ぐことができます。
狭い場所や資材の多い環境では、パワーアシストスーツが出っ張っていたり膨らんでいたりして邪魔になり、事故につながる可能性が否定できません。これを防ぐためには、狭い場所でも作業しやすい薄型のもの、軽いものを選ぶことが大切です。作業環境に合わせた製品を選ぶことで、パワーアシストスーツの事故防止効果がより高まることを理解しておきましょう。
パワーアシストスーツは、その疲労軽減やケガの防止によって、現場での事故を防ぐ効果があります。疲労を軽減することで、作業効率の向上も期待できるのです。また、パワーアシストスーツが原因の事故を防ぐためには、作業環境にあった製品を選ぶことが大切です。
このサイトでは、そんな作業環境に合わせた特色をもつパワーアシストスーツを厳選してご紹介しています。現場の特色ごとに適した製品を選んで特集しているので、ぜひパワーアシストスーツ選びの参考にしてみてください。
国土交通省でも現場検証事例を掲載してくれていますが、実際に導入されたかどうかは別の話。
そこで、「各建設現場で導入された実績を持つ」信頼のおける3つの製品をピックアップ(※1)して紹介します。

フルハーネス併用可能で、足場現場への導入事例もあり。3社の製品中
一番薄型(※2)で作業の邪魔知らず。大学との共同研究“正しい姿勢を創り腰痛対策”する特許機能はメーカー唯一(※3)。

防塵防水性能IP56を誇る。
-30℃~50℃でも耐えられる耐久力&パッシブタイプなので細かい埃が入っても動作不良の心配なし。
事例のある3社の製品中一番軽量(※2)。

生体電位信号を読み取って5段階のモード切替で適切アシスト。
事例がある3社のアクティブタイプの中でも一番切り替え幅が大きい(※2)。資材工場部門への導入事例もあり。
【備考】
(※1)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていたのはこの3社のみでした。建設業の事例として写真掲載のみの場合は、本当の導入事例かどうか判別がつかなかったので対象外としています。
・(ユーピーアール)BB-FIT フルハーネスジョイントタイプ:足場を伴うような高所作業はフルハーネス着用が義務付けられています。3メーカーの中でも、フルハーネス着用のタイプで一番薄型で狭い場所や資材の多い場所でも邪魔にならないタイプ&足場工事の事例あったため「足場の狭い現場」向けにおすすめしています。
・(イノフィス)マッスルスーツExo-Power:3メーカーの製品の中でも、動作不良が起こりにくいパッシブタイプで、防水性能や耐久性が記載してあったため「土埃や気温差激しい現場」向けにおすすめしています。
・(CYBERDYNE)HAL-LB03-SSSJP:3メーカーのアクティブタイプの製品の中でも作業に合わせられる切り替え幅が一番多く、資材工場への導入事例があったので「老若男女が作業する資材工場」向けにおすすめしています。
(※2)2024年5月30日調査時点
(※3)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていた3社の中で唯一