足腰への負担が大きい建設業。アシストスーツの使用は、作業者の健康を守り、業務効率の向上も期待できるため、必要性は高くなっていると考えられます。アシストスーツのメリットや仕組みについて見ていきましょう。
近年、建設業では「パワーアシストスーツ」が身体的負担を軽減する機能的なアイテムとして注目を集めています。
その背景には業務効率の向上や生産性アップといった目的があり、アシストスーツの導入を検討している企業が増加しているようです。建設業は肉体労働が多いため、身体への疲労や負担を抑えられるアシストスーツは特に活躍する業界だと言えるでしょう。
アシストスーツのメリットとして、作業者の身体的負担を軽減する点が挙げられます。
建設現場の作業は、重量物を持ち上げたり運搬したりと、作業者の身体や足腰に負担を与えるものが多いです。疲労が蓄積すると腰痛やギックリ背中を引き起こし、作業者の健康を大きく損ねてしまうでしょう。身体的負担を軽減できることは、アシストスーツのいちばんの利点と言えます。
アシストスーツを装着すると身体的負担を減らせるため、その分作業を効率的に進めることが可能です。単位時間あたりの作業量の増加が期待できるため、生産性向上にも繋がるでしょう。
アシストスーツによって、年齢や性別によって生じる体力差をカバーできる点もメリットと言えます。女性や高齢の作業者でも、男性と同様の作業が行えるようになれれば、 人手不足の解消にも繋がるでしょう。
このサイトでは、建設業向けにパワーアシストスーツを展開している会社についてまとめました。建設業への導入実績がある会社の中から、現場の特色ごとに合うアシストスーツをピックアップしている特集ページもあります。導入を検討する際に、ぜひお役立てください。
アシストスーツには、パッシブタイプとアクティブタイプがあります。
パッシブタイプは、非電動型のアシストスーツ。ゴムやバネ、空気圧の人工筋肉などによって、身体や腰を補助する仕組みです。軽量で薄手のスーツが多く、装着しやすい点が魅力です。
アクティブタイプは、電動式のアシストスーツ。モーターやセンサーが作動し、作業者の身体をサポートする仕組みです。パッシブタイプよりパワフルな点が特徴で、値段も少し高額になっています。
アシストスーツを導入するうえでの課題は、スーツの重みで動きづらい、着脱しづらい、という点が挙げられます。
動きづらいという点に関しては、無料体験会やデモを通して、作業者に実際に試着してもらうことが必要。違和感なく動けるかどうかをよくチェックしたうえで導入しましょう。なお、アシストスーツは正しく着用しないとその効果を最大限発揮できません。正しい装着法を実行したうえで動きやすいかを確認してください。
スーツによっては、数分で着脱できるものもあります。慣れてしまえば、着脱にそれほど時間がかからないことも知っておきましょう。
パワーアシストスーツは、バネやゴム、モーターなどで作業者の腰や脚を補助し、身体的負担を軽減するスーツです。業務負担を減らせ、作業効率の向上も図れる機能的なアイテムとして、近年注目を集めています。建設業に導入すると、女性や高齢者でも快適に作業を行えるようになるため、その必要性は高くなっていると言えるのではないでしょうか。
国土交通省でも現場検証事例を掲載してくれていますが、実際に導入されたかどうかは別の話。
そこで、「各建設現場で導入された実績を持つ」信頼のおける3つの製品をピックアップ(※1)して紹介します。

フルハーネス併用可能で、足場現場への導入事例もあり。3社の製品中
一番薄型(※2)で作業の邪魔知らず。大学との共同研究“正しい姿勢を創り腰痛対策”する特許機能はメーカー唯一(※3)。

防塵防水性能IP56を誇る。
-30℃~50℃でも耐えられる耐久力&パッシブタイプなので細かい埃が入っても動作不良の心配なし。
事例のある3社の製品中一番軽量(※2)。

生体電位信号を読み取って5段階のモード切替で適切アシスト。
事例がある3社のアクティブタイプの中でも一番切り替え幅が大きい(※2)。資材工場部門への導入事例もあり。
【備考】
(※1)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていたのはこの3社のみでした。建設業の事例として写真掲載のみの場合は、本当の導入事例かどうか判別がつかなかったので対象外としています。
・(ユーピーアール)BB-FIT フルハーネスジョイントタイプ:足場を伴うような高所作業はフルハーネス着用が義務付けられています。3メーカーの中でも、フルハーネス着用のタイプで一番薄型で狭い場所や資材の多い場所でも邪魔にならないタイプ&足場工事の事例あったため「足場の狭い現場」向けにおすすめしています。
・(イノフィス)マッスルスーツExo-Power:3メーカーの製品の中でも、動作不良が起こりにくいパッシブタイプで、防水性能や耐久性が記載してあったため「土埃や気温差激しい現場」向けにおすすめしています。
・(CYBERDYNE)HAL-LB03-SSSJP:3メーカーのアクティブタイプの製品の中でも作業に合わせられる切り替え幅が一番多く、資材工場への導入事例があったので「老若男女が作業する資材工場」向けにおすすめしています。
(※2)2024年5月30日調査時点
(※3)2024年5月30日時点、「パワーアシストスーツ 建設業」とGoogle検索でヒットした14のメーカーの内、建設業への導入事例がHPで掲載されていた3社の中で唯一